PROSEQの特徴

PROSEQの主な特徴や機能範囲を紹介します。

PROSEQが実現できること

PROSEQは、現場の設備や原材料、仕掛品等の数量や状態等をタブレットを用いることでリアルタイムに把握し、生産計画に基づいた作業スケジュールの組み立て、作業者への迅速な指示、作業手順に関する情報を見える化します。

生産管理システムとの違いについて

生産管理システムは、日単位でどの製品を何個作るかを計画します。この計画は前日までに生産を終えて翌日いつでも出荷可能な状態を目指すため、1日分の在庫を抱えてしまうことになります。もしくは出荷までに間に合えばいいと現場任せにすると、出荷直前まで完成予定が不明瞭なまま生産をすることになります。この課題を解決するために製造の着手順序を現場へ指示する仕組みが「PROSEQ」です。

導入効果

ペーパーレス化により工数削減が可能

the library in the e-book concept with text pages flying out of a e-reader

タブレット導入により現場で必要な帳票類のペーパレス化を実現します。従来の紙運用を廃止することで、指示書や検査シートなどの帳票を印刷する工数、現場へ配布する工数、回収する工数、Excelやシステムへ実績を転記する工数など様々な工数の削減が可能になります。

誰でも簡単に生産順序の立案が可能

Hands of a young man on the keyboard with the elements. Collage.

生産数量が多い指示を優先する、納期が近い指示を優先するなど、生産順序を決めるためのパラメータをあらかじめ設定しておきます。そうすることで、細かな生産順序計画を誰でもボタンひとつで立案することが可能になりますので、属人化の排除が可能になります。

生産状況の見える化により迅速な対応が可能

Background image with financial charts and graphs on the table

タブレットを使った実績入力により、生産状況をリアルタイムに見える化することができます。そのため、進捗遅れが発生した場合の増員対応・指示変更、不良発生時の調査やライン停止、特急作業案件の差し込みなど、あらゆるトラブルに迅速な対応が可能になります。

時間単位の作業計画によりムダの削減が可能

Project plan with pen-2

1日に○個生産するという日単位の指示ではなく、何時~何時の間に○個生産するという時間単位の細かな作業計画にすることで、つくり過ぎのムダ、在庫のムダを削減することができます。同時に、仕掛在庫・ワークの削減にも繋がりますのでリードタイムの短縮も期待できます。

PROSEQの機能範囲

20210701機能範囲図

上位の生産管理システムからの生産計画をもとに、現場への指示・実績管理部分のみを適用できるため、既存の生産管理システムをそのまま利用しながら、PROSEQを利用することができます。

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